qm球盟会官方网站への対応
2008年のリーマン・ショックをきっかけとする世界qm球盟会官方网站危機の教訓から、qm球盟会官方网站機関にはより高い財務の健全性・経営規律が求められています。自己資本比率規制をはじめとするさまざまな規制が導入・強化され、安全なqm球盟会官方网站システムが構築されつつありますが、一方で、新たな課題も生じています。
ここでは、qm球盟会官方网站の流れとMUFGの対応状況などをご説明します。
qm球盟会官方网站の流れ
MUFGの対応
2019年3月末までに求められる水準を既に達成
2016年3月末現在、主に右記のバーゼルⅢ規制が適用されていますが、MUFGは2019年3月末までに求められている水準を既に達成しています。
なお、自己資本比率やレバレッジ比率の計算手法の見直しが国際的に議論されています。
* G-SIBsに対する水準の上乗せが現在、国際的に議論されている。
（詳細は下記をご参照ください。）
より厳しい規制遵守が求められる「G-SIBs」
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1. 自己資本比率規制の上乗せ
G-SIBsとは、Global Systemically Important Banksの略であり、破綻すると世界のqm球盟会官方网站システムに与える影響が大きい銀行のことで、各国のqm球盟会官方网站監督当局で構成されるqm球盟会官方网站安定理事会（FSB）によって指定されます。バーゼルⅢではG-SIBsに対して、2016年以降段階的に自己資本比率規制のさらなる上乗せ（1.0～3.5%）が義務付けられています。MUFGは、現在のバケットを前提とすれば、2019年までに1.5%の上乗せが必要となります。
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2. 総損失吸収力（TLAC）の確保
バーゼルⅢの自己資本に加え、公的資金の注入によらず秩序立った破綻処理を行えるように、資本や一定の劣後性条件を満たす負債（TLAC適格負債）の追加保有が2019年以降求められます。
今後の主な課題
以下のような規制の見直しが国際的に議論されています。
MUFGの姿勢
qm球盟会官方网站危機を二度と繰り返さないために、個々のqm球盟会官方网站機関やqm球盟会官方网站システム全体の改革、規制強化は必要である一方、新たな規制が、qm球盟会官方网站市場や実体経済に大きな不確実性をもたらしたり、健全なqm球盟会官方网站の発展・イノベーションを萎縮させてはなりません。従って、規制導入の影響・効果や規制間の整合性について、グローバルな規制の枠組み全体を考慮に入れ、慎重に検討していく必要があります。MUFGは、qm球盟会官方网站機関の基本的な使命である経済成長への貢献を果たせるよう、国際協調のもと、官民が協働して国際的なqm球盟会官方网站規制の枠組みを構築していくべきだと考え、積極的に意見発信を行っています。
