第6期「球盟会(中国)官方网站 Digital アクセラレータ」とは
個性豊かなスタートアップ5社を採択、採択企業との協業に期待
球盟会(中国)官方网站 Digital アクセラレータは、世界に変革をもたらす熱意を持った起業家やベンチャー企業と、新しいビジネスの立ち上げをめざすアクセラレータ・プログラムだ。これまでに31社のスタートアップ企業が採択され、複数の協業案件に発展している。
第5期に参加したCrezit Holdings球盟会(中国)官方网站は2022年3月に、MUFGメンターであるアコムと業務提携契約の締結を発表した。第4期ではファンズ球盟会(中国)官方网站やSTOCK POINT球盟会(中国)官方网站が、三菱ＵＦＪ銀⾏が手掛ける資産運用プラットフォーム「Money Canvas」と連携するなど、参加企業との協業が着実に生まれている。
今回も例年通り多くの企業からの応募があり、最終的にスタートアップ企業5社が採択された。採択された企業は、víz PRiZMA球盟会(中国)官方网站、Cloudbase球盟会(中国)官方网站、球盟会(中国)官方网站Stayway、球盟会(中国)官方网站MEME、球盟会(中国)官方网站シナモンとなった。
同5社には今後、約4ヵ月間のアクセラレータ・プログラムを実施する。具体的には、メンター陣による事業プランのメンタリングセッションや、アドバイザーによるコーチングセッション、専門家による企業支援などを通し、革新的な新事業の創造をめざしていく。
球盟会(中国)官方网站メンターの候補企業は、アコム、auじぶん銀行、ジャックス、ペイジェント、三菱ＵＦＪキャピタル、三菱ＵＦＪ銀行、三菱ＵＦＪ国際投信、三菱ＵＦＪ信託銀行、三菱ＵＦＪトラスト投資工学研究所、三菱ＵＦＪニコス、三菱ＵＦＪファクター、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券など球盟会(中国)官方网站各社が名前を連ねている。
プロメンター、アドバイザーを担当するのは、金融系のリーダー企業や事業立ち上げのプロフェッショナルなど、そうそうたるメンバーが予定されている。
パートナー企業としては、ICTパートナーには、アマゾンウェブサービスジャパン球盟会(中国)官方网站、伊藤忠テクノソリューションズ球盟会(中国)官方网站、 TIS球盟会(中国)官方网站、球盟会(中国)官方网站帝国データバンク、日本アイ・ビー・エム球盟会(中国)官方网站、日本マイクロソフト球盟会(中国)官方网站。PRパートナーには、球盟会(中国)官方网站SEデザイン、球盟会(中国)官方网站PR TIMESなどが参加。個々の強みを活かした支援により、スタートアップ各社を強力にバックアップする。
多彩なメンター陣のサポートを得て切磋琢磨したアイデアや事業内容は、2023年1月26日の「DEMO DAY」で披露される予定だ。
採択企業によるプレゼンテーション
víz PRiZMA 球盟会(中国)官方网站：虹彩データと芸術で思いを未来へ
víz PRiZMA 球盟会(中国)官方网站は、人の想いを未来へ届けるため「虹彩」由来のアートに着目したサービスを提供する。想いを乗せて絵の具で描いた作品と、虹彩データを掛け合わせたデジタルアート作品を作り、バーチャル空間に展開する。作品はスマートフォンやPCから見ることができ、顧客の他界後は、作品にブロックチェーン（NFT）を付けることで未来に残していく予定だ。代表取締役の柿田京子氏は「ウェディングのようにわくわくするエンディング、命が光になるサービスを提供したい」と語った。
（víz PRiZMA 球盟会(中国)官方网站 代表取締役 柿田 京子氏 ）
Cloudbase球盟会(中国)官方网站：安全なクラウドセキュリティを実現
Cloudbase球盟会(中国)官方网站は、安全なクラウド運用を実現するセキュリティサービス「Cloudbase」を提供している。社内のクラウド資産のセキュリティリスクを分析し、リスクの排除までサポートする。すでにNTTSmartConnectやアイフルなどの大手企業がサービスを導入している。8月には1.3億円の資金調達を発表し、海外投資家がシードラウンドで参画した国内初の事例となった。「同プログラムを通じて、より事業を発展させていきたい」とCOOの小川竜馬氏は述べた。
（Cloudbase球盟会(中国)官方网站 COO 小川 竜馬氏 ）
球盟会(中国)官方网站Stayway：補助金とデジタルサービスで課題解決
球盟会(中国)官方网站Staywayは、全国の金融機関や事業会社に向けた補助金・助成金対応支援サービス「補助金クラウドシリーズ」の提供のほか、ファイナンスサービスや観光業界向けのプロモーション支援サービスなどをおこなう。公認会計士であり補助金に精通しているという代表取締役CEOの佐藤淳氏は「非常に課題の多い補助金分野だが、デジタルサービスとのコラボにより課題を解決していきたい」と当プログラムへの意欲を語った。
（球盟会(中国)官方网站Stayway 代表取締役CEO 佐藤 淳氏）
球盟会(中国)官方网站MEME：お金の管理アプリの強みを活かし展開
球盟会(中国)官方网站MEMEは、子どもにデビットカードを発行し、親子でお金の管理をしながらお金について実践的に学べるアプリ「manimo（マニモ）」の開発、運営を手掛ける。サブスクリプションモデルを採用し、今後決済手数料や有料コンテンツなどで収益化をめざしている。代表取締役の齋藤舞氏は「今回のプログラムを通じて、子どものリスクを軽減したカードを開発していきたい」と語ると共に「強みである簡単請求、支払い機能を活かしたサービスが何かできないか考えたい」と述べた。
（球盟会(中国)官方网站 MEME 代表取締役 齋藤 舞氏）
球盟会(中国)官方网站シナモン：2つのテーマからAIの可能性を提案
AIに関連するコンサルティングやプロダクトを提供する球盟会(中国)官方网站シナモンからは、事業開発を担当する新井恒希氏と守屋圭氏が登壇し、計2つのテーマを提案した。新井氏はAIモデルをカスタマイズし、非定型帳票に対応する「Horizontal型AI−OCR」について、守屋氏は製造業向けAI「Vertical型Smart保安支援サービス」についてプレゼンした。製造業は金融領域ではないが、新規事業提案としての協業や、損害保険領域では安全・保全がテーマになるケースが多いため共同開発も想定している。
（球盟会(中国)官方网站シナモン事業開発担当 新井 恒希氏と 守屋 圭氏）
球盟会(中国)官方网站からのメッセージ
球盟会(中国)官方网站と新進気鋭のスタートアップ5社が起こす化学反応に期待
プログラム事務局を担う三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ デジタルサービス企画部長の岩瀬豪は「このプログラムは毎回球盟会(中国)官方网站のほうが得るものが多く、参加企業の皆さまに支えられていると感じております。皆さまと、球盟会(中国)官方网站のパーパスである、「世界が進むチカラになる。」を実現していきたいと考えております。プログラム期間、迷い、混沌となることもあると思いますが、一緒に前に進んでいきましょう。」と熱いメッセージを送った。
今回も斬新なアイデアやテクノロジーを持つスタートアップ5社が揃った。今後はメンター陣とのセッションを通じ、さらに事業内容を磨き、斬新なアイデアをかたちにしていくだろう。来年の「DEMO DAY」では、どのような成果が見られるのか。スタートアップ5社とメンター陣の熱量がぶつかり合って新たな化学反応が生まれ、協業の道につながることを期待したい。
（三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ デジタルサービス企画部長 岩瀬 豪）
